【Mastodon3.2】CentOS7のセキュリティ
CentOS7が起動したので、マストドンを入れる前に、ある程度のセキュリティにしておこうと思った。
さくらVPSでは、selinuxは無効状態だった。時刻同期も問題はなかった。ネットワークの設定も出来ていた。bash-completionパッケージも設定されている。firewall も設定したほうが良いと思ったが、フィルタリングの機能があるので後回しにする。何が必要になっているのかわからないからだ。
SSHの設定だけはしっかりと好みに合わせておこなう。
ポート番号を標準の22から変更する。ユーザを一つ作る。いつも使っているユーザ名で作っておく、パスワードを設定して、グループも変更する。
useradd -p passwd user名
usermod -g wheel user名
つぎに、SSHの設定を変更する。/etc/ssh/sshd_config を開いて編集をおこなう。
Port 22 を、任意のポートに変更する。
PermitRootLogin noPasswordAuthentication no
この二つの設定を no にする。上は、root ではログイン出来なくする。パスワード認証方式を無効にします。
service ssh restart
サービスのリスタートをおこなう前に、作成したユーザに秘密鍵を登録します。
Windows10 からの接続は、TeraTerm を使って行っています。
鍵の作成や、転送までは、ここ(秘密鍵と公開鍵の作成と公開鍵のサーバへの転送(Tera Term版))を参考にしてください。
転送は、作成したユーザでログインして行います。
転送後は、ユーザにログインします。
ファイルが転送されていることを確認してください。ユーザがroot では意味がありません。
次に、公開鍵を設定します。
フォルダは、.ssh になるので、なかったので、作成します。
mkdir ~/.ssh chmod 700 ~/.ssh cat ~/id_rsa.pub >> ~/.ssh/authorized_keys chmod 600 ~/.ssh/authorized_keys
これで、準備が出来たので、SSHをリブートします。接続が切れるので、設定のミスがないか確認してください。
service ssh restart
再度ログインを行います。作成したユーザでログインを行います。
ログインが無事終了したら、
不要なサービスを停止します。
systemctl disable auditd.service systemctl disable abrt-ccpp.service systemctl disable abrt-oops.service systemctl disable abrt-xorg.service systemctl disable abrt-vmcore.service systemctl disable abrtd.service systemctl disable libstoragemgmt.service systemctl disable smartd.service systemctl disable libvirtd.service systemctl disable qemu-guest-agent.service systemctl disable dmraid-activation.service systemctl disable mdmonitor.service systemctl disable kdump
なんとなく設定されていないサービスも有ったけど、CentOS7 を前にセットアップした時から使っているので、そのまま流し込みます。
最後にお待ちかねの、yum -y update
3-4分は必要だっったが、これで下準備が出来た。
これで、さくらが公式に出しているスクリプトを流せば、マストドンが立ち上がると思っていた。
しかし、事情は違っていた。
スタートアップスクリプトは、OSのインストール時に選択して実行しないと組み込みが出来ない。
呆然としてしまったが、しょうがない。マストドンを立ち上げるためだ・・・。悪あがきとして、スクリプトの内容が読めるので、スクリプトを見ながら、設定を試みるが、途中で挫折した。エラーが出てくるし、入っていないモジュールを探すのも大変だった。
悩むこと数時間・・・。
OSの再セットアップを決断。IPが変わらないことが幸いだった。
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